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瀬尾クリニックは平成12年4月に開院したばかりの新しいクリニックです。私は、祖父、父、叔父たち、兄弟たち、従兄弟たちすべて耳鼻科医の中に育ち、幼い頃より耳鼻咽喉科医の姿には慣れ親しんでいるつもりでしたが、私が医師になり大学病院に8年間、県立病院に4年間の合計12年の勤務を経てわかったことは、大病院における医療には限界があるということです。現在の日本の病院や医療システムでは、各医師やスタッフが何とか患者さんの力になりたいと望んでいても、システムが事務的、お役所的になっているために実行に移せないことが多々あります。いろいろな矛盾や障害が発生し、到底医師1人の想いだけでは、どうしてもきめ細かく1人1人の患者さんに目を配り、すべての方に満足していただける医療を行うことはきわめて困難です。
このような問題と矛盾を解消し、自分の理想の医療を提供するには、自らのクリニックを開設し、私と同じ想いをスタッフにも共有してもらい、患者さんに直接向き合うことがベストであると考え、当院を開院いたしました。
そもそも、医療は、知識・技術集約型サービス業であり、サービスを享受すべき患者さんの満足感、安心感、信頼感の得られる医療を提供してこそ『良質な医療』を提供したことになると考えています。新しい世紀、21世紀に開院した当院は私の考える新しい『理想の耳鼻咽喉科クリニック』を具現化したいと思いました。
当院の基本理念としては、『正確な診断』『適切な治療』『十分な説明』の3項を考え、こららのことは院長である私だけでなく、看護婦はじめ従業員にも実践できるように徹底させています。具体的な運営方針としては、『耳掃除や鼻掃除などの古典的治療からの脱却−EBMに基づいた医療−』、『モニタリングシステムによる局所病変の供覧』、『身体の不自由な方にもやさしいバリアフリークリニック』の3項を考え実践したいと思っています。
今までのいわゆる病院医院のイメージはいろいろあると思いますが、『消毒液のにおい』『混んだ待合室』『ちょっと汚れたカーテン』、ほかにも『怖い先生』や『よくわからない説明』などもあるかもしれません。当院ではそういう病院医院の負のイメージをできるだけなくすように心がけています。
現状は開院前に私が考えていた以上の患者さんの支持を得て、地域でも一定の評価を得ているものと考えていますが、まだまだ十分ではありません。恩師である兵庫大学耳鼻咽喉科阪上雅史教授のいうとおり、『夢を持って』私の考える理想の医療を行うために、まだまだ努力が必要であると痛感しています。
このたび、医療法人瀬尾記念会に改組されました。より良い医療を継続して安定的に供給できるように、さらに一層の努力を行うよう強く決意を固めています。
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| 医療法人瀬尾記念会瀬尾クリニック |
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理事長院長 瀬尾 達 |
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